現在、日本で公開されている
韓国映画の「寄生虫:パラサイト」
この映画は、多くの賞を受賞している今注目の作品とし話題ですよね!
さて次にくると言われている韓国映画が
韓国で社会現象になった単行本「82年生まれキムジヨン」
韓国での女性差別の内容のこちらの話題作!
日本での公開日やあらすじとネタバレなども調査してみました!
目次
82年生まれキムジヨン
チョナムジュさん作によるフェミニズム小説です。
韓国の80年代に多いジヨンという名前をタイトルにすることで
現代女性20代から30代から支持されています。
日本でも女性の社会進出がどーたら言われていますが
韓国でも同じように厳しいのが現実です。
年上の人への礼儀や韓国ドラマにも見受けられる父親の「一家の大黒柱」の風潮が
まだまだ強く、結婚を反対されたらそれに従わないといけない内容のドラマも多いですよね。
この小説は、主人公のキムジヨンがこれまでの人生の中で体験してきた
就職、結婚、育児で女性の人生に立ちはだかる困難や差別を描いています。
この内容が韓国女性に共感を呼び小説は100万部を超える大ヒットとなっています。
韓国社会へ与える影響
ここ最近韓国のフェミニズムの風潮が極めて表面化しているのも
この小説の影響も多いに関係していると思います。
韓国では、いくつかの事件によってフェミニズム運動への「きっかけ」になる事件がありました。
女性嫌悪による殺害で逮捕された男性に対して警察がわざわざ「女性嫌悪」ではないと発表したり
女性が犯人の場合すぐに逮捕されたりと。
男性の性犯罪よりも、女性になるとクローズアップされるなど。
様々な問題の中でキムジヨンが発行されたことにより
韓国社会の中でフェミニズムだと叫ぶ人が増えたと感じます。
また、この小説に異論を唱えている人のほとんどが
男性であることからも、影響力が非常に強いことがわかります。
日本の公開日はいつ?
#クロス で
『82年生まれ、キムジヨン』
映画もとてもよかったです
早く日本でも公開してほしいな pic.twitter.com/vNNfsQW8Yj— miyumiyu (@miyu1027miyu) 2020年1月14日
こちらの作品韓国では2019年10月23日に公開されています。
現在公開されている「パラサイト」が日本にくるまでに
約7か月かかっているのを見ると、まぁ翻訳作業なども考慮して
同じくらい。
2020年の5月から7月にかけて公開されるのではないでしょうか?
これ公開の順番通りやと秋ちゃうか、キムジヨン…… pic.twitter.com/MoY9NZUkIy
— みか⚡️ (@mikahri) 2020年1月1日
小説自体も日本で売れているのが現状なので
映画化されると、もっと多くの方が見に行きそうだなと思います。
キャスト
主演の2人は、「プサンヘン」でも共演しているので
映画の中でのやりとりに期待をもたれているとこでしょうね。
チョンユミ
名前 | チョンユミ(정유미) |
出身 | 韓国 |
生年月日 | 1983年1月18日 |
血液型 | B型 |
コンユ
名前 | コンジチョル(공지철) |
出身 | 韓国 |
生年月日 | 1979年7月10日 |
血液型 | A型 |
あらすじやネタバレ内容!
あらすじ
主人公のキムジヨンは、あるときから自分の母親や友達、お姉さんなど
いろいろな人格が表れる病気になってしまう。
この背景には彼女がこれまで受けてきた「社会」での女性差別の内容が描かれています。
日常とつながりがり、各話によってわけられているんですが、結末というのが存在しません。
女性だから、当たり前だという感覚で
これまで耐えてきた不当な扱いにより、彼女の心がどんどん蝕まれていきます。
ネタバレ内容
これまでキムジヨンが経験してきた差別内容が以下の出来事です。
ノンフィクションですが、ここまで受けてきたらと自分にも置き換えると
生きていくのに疲れてしまうのは大いに理解できてしまいます。
- 実際に韓国の80年代から90年代に起きた「男児選好思想」で生まれてくるはずだった妹が中絶されたこと
- ハ朝食のではお父さん、息子、おばあちゃんの順番でご飯を与えられること。
- 小学校では男子生徒から番号を渡される
- 中学校では女子の服装規制が厳しい(男子よりも女子に対して厳密で内容も多種多様にわたること
- 学校の前で痴漢にあったのに、先生に怒られた。
- 高校時代に初恋相手だからとストーカーされ男性恐怖症に。しかし自分の父親からは、避けられなかった主人公のせいだと2次被害を受けてしまう。
- 会食の席でセクハラを受ける。
- ベンチでコーヒーを飲んでいるだけで、知らないサラリーマンから暴言を吐かれる
主人公が経験してきたこれらの内容だということです。
あくまでも小説で実際にキムジヨンさんという女性が受けたものではありません。
しかし韓国社会での複数の女性が受けてきた差別が描かれているため
多くの共感を得たのだと言えるでしょう。
また原作と小説では内容が少しづつ違っているところもあるようです。
作品としての差異を発見することは楽しみの一つかなと思います。
しかし社会的内容の映画なのでこの作品を見て
どう感じ、今後自分が女性として生きていく中で芯となるものを
考えさせられる内容の映画だとおもいます。
まとめ
82年生まれキムジヨンの日本公開日やあらすじなどをまとめました!
人気俳優2人の共演もさることながら、内容的には今一度考えさせられるヘビーな内容です。
男性だから、女性だからではなく
「自分も同じ立場になって考える」ことが
今後の社会にとって大事なのではと感じました。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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