韓国バレーボール界でいじめが発覚しました。
いじめの加害者が被害者を提訴という展開になっており、韓国スポーツ界で大騒動が起きているようですね。
そこで、今回はこのいじめ問題について詳しく調査していきます。
目次
【韓国バレーボールいじめ】当事者は誰?
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韓国バレーボールいじめ問題の当事者は東京五輪の韓国バレーボール女子代表のイ・ジェヨンとイ・ダヨンという双子の姉妹です。
この2人からいじめを受けていたという書き込みがアップされ、いじめが発覚したというもの。
まずは、この2人のプロフィールから調査していきます。
イ・ジェヨンのプロフィール
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名前 | イ・ジェヨン |
出身 | 韓国全羅北海全州市 |
生年月日 | 1996年10月15日 |
身長 | 179㎝ |
体重 | 63㎏ |
ポジション | アウトサイドヒッター |
所属 | 興国生命ピンクスパイダーズ |
双子の姉・イジェヨンは、2012年にジュニア代表入りを果たし、2013年からシニア代表として活躍。
2014年にドラフト会議で韓国Vリーグのチーム「興国生命ピンクスパーダーズ」に指名されて入団し、アタッカーとしてエース級の活躍を見せました。
ドラフトでは妹もイ・ダヨンが所属する現代建設ヒルステートにもトップ指名されていた実力者で、2015年にVリーグの新人賞に輝いています。
イ・ダヨンのプロフィール
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— THE DIGEST (@THEDIGESTweb) May 28, 2020
名前 | イ・ダヨン |
出身 | 韓国全羅北海全州市 |
生年月日 | 1996年10月15日 |
身長 | 179㎝ |
体重 | 63㎏ |
ポジション | セッター |
所属 | 現代建設ヒルステート |
双子の妹・イ・ダヨンは姉と一緒に2012年からジュニア代表入りし、2013年からがシニア代表入りを果たします。
アジア競技大会金メダルやAVCカップ銀メダルなどを獲得。
2014年に「現代建設ヒルステート」に指名されて入団。
姉妹ともに代表経歴はあるのですが、受賞歴が多いのは姉のイ・ジェヨンの方みたいですね。
ドラフト会議でも姉はトップ指名で妹は2番手でした。
しかし、姉妹ともにVリーグのトップ選手です。
韓国バレーボールいじめ内容と詳細
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イ・ジェヨンとイ・ダヨンが壮絶ないじめをしていたことが明らかになったのですが、その内容と詳細がとても気になりますよね。
いじめの内容
ことの発端は、中学時代のチームメートがSNSで過去に2人から暴力や暴言を受けていたことを告白したことにより、いじめが発覚。
その内容は以下の通りです。
- 汚いから、臭いから、隣に来るなと言われた
- 恐喝したお金でおやつを買って、仲間だけで食べていた
- 試合会場に行って負けてきたとき、部屋に集合させて空気椅子をさせられた
- ことあるごどにお金を賭けて取られ、腹をつねられたり、口元を叩いたり、集められては拳で頭を殴られたりした
- 本人たちが気に入らなければいつも悪口を言われ、両親のことも「あんたのところ、×××」と禁止用語で悪口を言った
- 更衣室でスケッチブックに被害者の悪口や家族の悪口を書き、他の選手たちに見せた
- 一緒に宿舎を利用した際、任せた仕事をしなかったという理由でナイフで脅迫された
- 自分だけ加害者になるのを避けるため、被害者にもいじめに加担させた
- 何かを頼んだとき丁寧な口調で何度も断ったが、加害者はナイフを持ってきて脅迫してきた
- 合宿所で消灯後、雑用を命じられ断ると刃物で脅された
- 家に連れていき、両親に怒られたら自分のせいにさせられた
- 部活への差し入れを食べるなと脅された
- 被害者の恐怖心を利用し、呼び出しておきながら「嘘だ」とからかわれた
- 何か命令して、すぐに返事をしないと腹をつねられ、やめて欲しいと頼んでもより強く泣くまでやってきた
- 被害者の新しい依頼を勝手に履き、貸したくないというと悪口を言われ先輩に渡された。それを取り返してこいとも命令された
- ミーティングの際に、気合を入れると殴られた
など具体的ないじめ内容が次々に暴露されたのです。
本当にこのようないじめを行っていたとなると、被害者側もトラウマになってしまったでしょうね。
確かにひどい内容だと思います。
イ・ジェヨンとイ・ダヨンはすぐに謝罪文を発信
まずはイ・ダヨンの謝罪文から。
こんにちは。バレーボール選手のイ・ダヨンです。
まず、慎重に謝罪文を伝えようと、このように文章を書くことになりました。
学生時代、一緒に汗を流し運動した同僚たちに、幼い心で大変な記憶と傷を与える言動をした点について、深くお詫びいたします。
過去にあったことに対して一歩遅れて深刻さを認識し、このように手書きで伝えます。
被害者の方々、もしご了承していただけるのであれば、直接訪ねて、お会いして謝罪いたします。
これまで被害者の方々が抱えたトラウマについて深い罪悪感を持ち、今後自粛し、反省した姿をお見せするようにいたします。
今一度、謝罪します。申し訳ありませんでした。
引用元:スポーツソウル
続いて、イ・ジェヨンの謝罪文です。
こんにちは。バレーボール選手のイ・ジェヨンです。
どんな言葉から謝罪の言葉をすればいいのか、悩みました。
分別のなかった私が過去に行った無責任な行動のために、多くの方々に傷を与えました。頭を下げて謝罪します。
まず学生時代、私の誤った言動で苦しい時間を過ごした方々に、大変申し訳ありません。
良い記憶だけを持つべき時期に、自分のせいで被害を受け、つらい記憶を残したことを、今一度謝罪します。私が間違っていました。
プロの舞台にデビューし、多くのファンの皆さんから愛と関心を受けていながら、もっと早く過ちを認め、謝罪しなければなりませんでした。
私は今後、自分が犯した誤った行動と言葉を決して忘れず、より成熟した人になれるようにいたします。自粛し、一生反省しながら生きていきます。
また、今からでも私によって苦痛を受けた友人たちが受け入れてくれるのであれば、直接会って過ちを認め、謝罪いたします。
大変な時期に、もう一度、私の不足のために失望を抱かせたことをお詫び申し上げます。
引用元:スポーツソウル
この謝罪文を見る限り、いじめをした事実を全面的に認めているような文面ですね。
しかし、この後のインタビューで
(ダヨンが)ナイフを振り回してもいない。手に持っていたもの
ひざまずいて謝罪し、被害者も泣きわめいてお互いに『ごめん』と言ってうまく解消した。(ところが)突然(校内暴力が)起こった
私がナイフを当てて首に刺したことは全くなかった。それを(ナイフを)持って悪口を言っただけ
私と母が選手たちの前でひざまずいて謝罪した
引用元:ヤフーニュース
と釈明。
続けて
私たちが釈明したくても、チームを騒がしくするな。(会社の)イメージを考えてほしい。お前たちが(校内暴力疑惑を疎明)すれば契約解除する。私たちは球団の言葉についていくしかなかった
ずっと私たちだけ壊れた。誰一人助けてくれる人は本当に誰もいなかった
違うことについてははっきり言いたかった。だけど、球団側は絶対に謝罪文を書かなければならないと要求し、(謝罪文の)文言もすべて送ってくれたので、そのまま書き取って書いた。球団ではそうしてこそ早く問題になると言っていた
引用元:ヤフーニュース
とも語っています。
事実とは異なる部分もあるということと、彼女たちを見つめる視線は冷ややかだったということを伝えたかったのでしょうね。
無期限の試合出場停止と除外の宣告
いじめ疑惑を受けて所属チームと韓国バレーボール協会はすぐにイ・ジェヨンとイ・ダヨンに厳しい措置を言い渡しました。
所属チームでは無期限の試合出場停止。
バレーボール協会からは2人の東京オリンピック以降の代表選手の選抜対象から「無期限除外」をするというもの。
これはバレーボール選手として活躍する2人にとっては、死を宣告されたかのような厳しい処置でした。
民衆の怒りも収まらず、韓国大統領府には姉妹のバレーボール協会から永久追放を求める署名が12万以上も届いているそうです。
イ・ジェヨン、イ・ダヨン側が告発者を告訴!
このまま終息すると思いきやイ・ジェヨン、イ・ダヨン側が告発者を告訴する動きを見せているようです。
2人は暴露内容はあてはまる部分もあるため、過ちを認め、反省しているとのことなのですが、一方で実際にしていないことによる被害が大きいため誤解を正そうと訴訟を準備しているとのことです。
なんだかドロドロの展開になりそうですね!
【韓国バレーボールいじめ】ネットでの反応
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では、ネットではどのような反応があがっているのでしょうか。
イダヨン、イジェヨンの10年前のいじめの件、ちょっと見た感じでは、妬みからのパッシングにしか見えない
— 帆高に惚れた@たろすけ〜上海から帰任済み (@tarosuke_p) February 22, 2021
学生時代のいじめ、暴力でイジェヨン&イダヨンがバレー界から永久追放の可能性….。残念だけど過去にしたこと、相手の被害者のこと考えたらそうだよね。暴力、いじめはだめ!でもスポーツってどうしてもどの国でも起こりやすいのかな。悲しい😭 https://t.co/JMDvsBXIiv
— たむけん (@tamuken4848) February 13, 2021
今更やけど、イダヨン選手とイジェヨン選手がいたらもっと面白い試合だったのかな〜とか思う…🤦♀️🤦♀️
— みやび (@79mo_1010ra) August 6, 2021
賛否両論あるようですね!
確かにいじめはダメですが、韓国のバレーボール界にはなくてはならない存在だったということなのでしょう。
【韓国バレーボールいじめ】復帰できないってほんと?
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騒動が起き、無期限出場と除外という厳しい宣告を受けたイ・ジェヨンとイ・ダヨンですが、4か月で復帰させようとする動きを見せていたようです。
ですが、韓国世論は大反発。
そのまま半年が過ぎ、2人とも現在は自由契約となっているようですが、いまだ所属先は決まっていないということです。
つい先日ギリシャリーグでのプレイが明らかになりましたが、こちらの話もなくなってしまったみたいですね。
協会は
協会の規定上、社会的に物議を醸した選手に対しては、国際移籍同意書を発給していない
引用元:グーニュース
と明らかにしていることもあり、いじめ問題が解決しない限り国内だけではなく海外でもプレーするのは難しそうです。
告訴を考えているということなので、すんなりと終息とはいかなさそうですね。
まとめ
今回は、韓国バレーボールいじめについて調査してきました。
中学生の頃にした壮絶ないじめを暴露されたことにより、事態が大きくなりすぎてしまっているようです。
このまま泥沼化しそうな展開になりそうですが、早く終息することを願います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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